家づくりを始めたら切っても切り離せない予算の問題。
家を建てるとなったら、できるだけ理想に近いものにしたいですよね。
でも理想をどんどん詰め込んでいくと予算も膨れ上がってしまいがち…
予算内に収めたいんだけど、オーバーしそう…どこか削れるところはあるかな?
本記事では、実際に家づくりをして感じた「ここはコストダウンできる!」というポイントをご紹介します。
コストダウンできるところ6つ
以下の6つを意識するとコストダウンにつながります。
- 床面積を減らす
- 施主支給する
- 壁・窓・扉を減らす
- ベランダをなくす
- 間取りや外観をシンプルにする
- 設備のグレードを下げる
それぞれ詳しくみていきましょう!
床面積を減らす
床面積を1坪減らすだけでも数十万単位で金額が変わるため、コストダウンの効果が高いです。
床面積を減らす場所でいうと、廊下・和室をなくす、LDK・子供部屋を小さくするなどはよくあるケース。
我が家は和室を採用したものの、正直なくてもよかったなと思う。(和室でゴロゴロするのは好きだけど)
部屋の広さは狭すぎて窮屈だとかえってストレスですが、広すぎてもコストがかかる上に掃除が大変だったり、熱効率も悪くなります。
家族構成や物の多さ、どんな空間にしたいのかをよく考えて部屋の広さを決めていけたらいいですよね。
施主支給する
施主支給(せしゅしきゅう)とは、自分で新居に必要な建具、建材などを用意すること。
我が家では、カーテン・ライト・トイレのペーパーホルダー・タオルハンガー・シーリングファン・表札を施主支給しました。
他にも、洗面ボウル、水栓、鏡、食洗器などを施主支給で用意する人もいます。
HMに勧められるものより安価なものを用意すればコストダウンできますよ。
ここで我が家の失敗談をご紹介します…
カーテンの一部を施主支給したんですが、ロールスクリーンなど取り付けが難しそうなものはHMに頼んだんです。
取り付けが終わった後に見積書をよくよく見返してみると、子供部屋のロールスクローン(窓4箇所)でなんと8万円もかかってたんです…
でも、自分で取り付けるの難しそうだったし…
と、己を納得させたんですが、元々カーテンをつけていなかったキッチン裏の窓にブラインドを自分で後付けしたら意外と簡単で拍子抜けしました!
キッチン裏のブラインドは楽天で買って2箇所で8000円なので、子供部屋にもそれをつけたほうがずっと安かったです…泣
施主支給できそうなところはどんどんしていきましょう!!
壁・窓・扉を減らす
壁や窓、扉などは少ないほうが、その分コストダウンになります。
例えば、我が家はパントリーやウォークインクローゼットの扉をなくしたり、子供部屋のクローゼット(壁・扉)を作りませんでした。
出入りを頻繁にするところ、中が見えていても差し支えのないところなどは扉がなくても大丈夫だと思います。
逆に壁・窓・扉を増やすとコストが上がります。
我が家では、リビングに通常よりも大きな窓を取り付けたのでその分、オプション料金がかかりました。
ぶっちゃけこの窓無くても、もう一方の窓で充分明るいのからいらなかった~!
窓はたくさんあると断熱性能も下がるのでつけすぎ注意です。
ベランダをなくす
ベランダは洗濯物を外干しができるメリットがありますが、掃除をしたりメンテナンスが必要です。
最近では、ドラム式洗濯機や幹太くんなどで室内で乾燥してしまうこともできるので、ベランダは絶対に必要な理由が無い限りつけなくてもいいかもしれませんね。
私の周りでもベランダを作らない人が多く、また、作っても結局使わなかったという話も結構聞きます。
ベランダを設置しない場合は、室内で洗濯物を干しておくスペースを確保することを忘れないようにしましょう。
うちは洗濯物がぶら下がっていても邪魔にならないように、脱衣所の奥に竿を2本つけたよ。
間取り、外観をシンプルにする
間取りをシンプルな形にすると、外壁の凹凸が少なくなり、壁の面積が減ってコストダウンになります。
我が家は、「総二階」なので凹凸のある2階建てより安く建てることができました。
ただ、デザインがシンプル過ぎると物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
実際、オシャレな形のお家をみるといいな~って思ったりする
外観にはあまりこだわりがないよ!という方におすすめのコストダウン方法です。
設備のグレードを下げる
キッチン・お風呂・トイレなどのグレードはいくつかの中から選べると思うので、下げても問題がなさそうな部分はさげましょう。
我が家は、トイレを1階はタンクレスにしましたが、2階はタンク有りにしてグレードをさげました。
逆にグレードを下げてはいけないところは壁・窓の断熱性能です。
断熱性能は、住み心地やランニングコストに影響するのでグレードは下げないほうがいいです。
まとめ
家づくりでコストダウンできるところ6つを紹介しました。
- 床面積を減らす
- 施主支給する
- 壁・窓・扉を減らす
- ベランダをなくす
- 間取りや外観をシンプルにする
- 設備のグレードを下げる
それぞれの家族構成、ライフスタイルなどにあわせて優先順位をつけて考えてみてくださいね!
コストダウンを検討するときは、いくらの予算で抑えたいのかをちゃんと把握することが大切です。
素敵な家づくりの参考になれば嬉しいです。