こんにちは、かしみやです。
「子供が食べるのが遅くてイライラしてしまう」
「食事の時間がいつも憂鬱に感じる」
そんな悩みを抱えているママ、パパも多いのではないでしょうか?
今回は、我が家でおこなっている対策をご紹介します。
お子さんの状況にあわせて試してみてください!
- 子供が食べるようになる対策が知りたい人
- 子供との食事時間を楽しくしたい人
食事は1日に3回もあるし、そのたびにイライラしてしまうのはつらいですよね。
私自身も「いつまで時間かかってるの?早く食べて!」なんてセリフをよく言っていましたが、今回ご紹介する方法を試してみたら以前より早く食べられるようになりました。
ひとつでも参考になったら嬉しいです!
子供が食事にかかる時間の目安は?
育児書やネットで調べた情報を参考にするとおおよそ30分くらいで食べ終わるのが目安のようです。
娘は以前、1回の食事に1時間以上かけていたのでやはり遅いほうでした。
周りのお友達も食事の時間がかかると言っている人が多かったので、結構あるあるな悩みだな~と感じます。
子供が食べるのが遅くなる理由4つ
そもそもなんで食べるのが遅くなってしまうんだろう?
娘の場合の理由を考えてみました。
食が細い
娘は離乳食期からあまり食べないほうで、食に興味がうすいタイプ。
逆に2歳下の弟は食欲旺盛で、朝起きてすぐに食べ物を要求。自分のぶんだけでなく大人が食べてるものまでほしがるなど、食欲には個人差があると感じています。
娘と息子の食欲、足して二で割ったらちょうどいいのになって思うことがあります。(笑)
苦手な食べ物がある
苦手なメニューのときはあきらかに食べるのが遅くなります。
また、メニューの一部に苦手な食材が入っているだけでも食がすすまないようで
例えば、娘は葉物野菜が苦手なのでビビンバにほうれん草が入っていたりすると他の食材は好きなのになかなか食べようとしないことがありました。
自分から「〇〇が入ってるから食べたくない」と言ってくれたらわかりやすいのですが、そうでないこともあるので
箸がすすんでないときは、どんな食材が残っているかをよく観察するようにしています。
なかなか飲み込めない
お肉など少し固めの食材、または魚のなかでもパサパサしているような食べ物は飲み込みづらいようです。
ずっと口の中でモグモグ…飲み込めなくて次のご飯が食べられない。
結局それで時間がかかってしまいます。
集中していない
食事中に「なんで~?どうして~?」など質問系のおしゃべりが始まったり
足が痛い、おなかが痛いなどの不調を訴えはじめたときは
食事に集中していない合図です。
※ただこれはうちの娘の場合なので、ただおしゃべりが楽しいとか、本当に調子が悪いこともあるので見極めが大切。
子供がすすんで食べるようになる対策6つ
我が家で実際にやっている対策を紹介します!
間食は決まった時間に少しだけ
おやつを食べすぎたり、食べ始める時間が遅いと次の食事がすすまないので
おやつは15時に子供の片手に乗る量くらいを目安にあげています。
同じお菓子だけではなく、何種類かまぜると満足度もアップするみたいです。
とにかく食事の時間におなかが空いているようにすることを意識しています。
苦手な食べ物は一口でOK
子供の好みに合わせてばかりの食事をつくるわけにもいかないですよね。
なので子供の苦手なメニューや食材があった場合はとりあえず「一口だけでも頑張って食べよう!」と言います。
食べれたら「〇〇食べれたね!頑張ったね!」といって褒めてあとは残していいことにしています。
娘は鍋料理が苦手なのでそういう場合は別の簡単な食事を娘用に作ります。(〆のうどんだけは食べるのでそれをあげたり)
少し手間はかかりますが、苦手なものは一口でも食べてくれたらOKくらいの気持ちであとは食べれるものをたくさん食べてくれたほうがお互いストレスなく過ごせていいですよ。
食事の見た目を変える
白ご飯がすすんでいないときはおにぎりにして食べさせます。
ちなみに最初からおにぎりにしてだしてもいいんですが、最初はお茶碗にそのままご飯をよそって途中から「おにぎりにしてあげようか?」と聞くと特別感がアップするみたいです。(海苔を巻くと、なおよし)
見た目が変わると気分も変わるようで食べてくれるようになりました。
食べ進められない原因が味じゃないときは見た目をちょっと変えてみるものありです。
食材を食べやすくする
かたいものやパサパサしたものを飲み込むのが苦手な娘なので、食材を小さくカットしたり、柔らかく調理するようにしています。
小さくカットする場合は、娘自身が一口のサイズをどのくらいにしたら食べれるか?だんだんわかってくればそのままだすようにします。
焼き魚もパサパサしていると食べづらいようなので、脂ののっているものを選んだり、火を通しすぎないように気をつけて料理することが大事です。
「次はどれたべる?」と声をかける
食事中にお箸がとまっているときに以前は「おーい。早く食べなー!」とか「どんどん口にいれるんだよー!」と声をかけていたんですが、あまり効果はなく。
「次はどれたべる?」という声かけにかえたところ「じゃあ、〇〇食べる!」と選んで食べてくれるようになりました。
これは食事中におしゃべりが始まったときにも有効で
会話がひと段落したタイミングで「そうなんだね~!そういえば、次はどれたべる?」と食事の方向にうながすことができます。
子供のぶんを一口食べてあげる
今までの対策をもってしても食事がなかなか終わらないときの最終手段です。
子供のお皿に残っているご飯を一口食べて「ママが一口手伝ってあげるから、のこりは自分で食べようね!」と言います。
またはお味噌汁とご飯がそれぞれ残っているときなんかは
「お味噌汁とご飯、どっちかはママが食べてあげるね。自分で食べるほうどっちにする?」と聞くんです。
そうするとほとんどの確立でそのまま完食してくれます。
目にみえて食べなきゃいけない量が減るので完食しようという気力がわくみたいです。
食べるのが遅い子は「お皿にたくさんのご飯が盛られているだけで食べる気力がわかない」ということもありますよね。娘の場合もそれはあると思います。
しかし最初から少なく盛ると完食はしてくれても、おかわりはしてくれず。
やはりもう少し量もたべてほしい気持ちで、あとから少しだけ量を減らす作戦にしました。
なので最初に盛る量は「このくらい食べてほしいな+大人の一口ぶん」くらいにしています。
おまけ:失敗談
他にも食べるのが遅い子に対する対策を試してきたのですが、娘にはあまりうまくいかなかったものもありました。
もしかしたら、お子さんによってはこれでうまくいくかもしれないので紹介しておきますね。
タイマーで食事の終わり時間を意識させる
お子さんが時計がよめるなら「この針がここまできたらご飯の時間は終わりだよ」といって食事の終わりを意識させる方法です。
時計が読めなかったら「タイマーがなったら終わりだよ」
まだ数字がわからなかったら「砂時計のこの砂が落ちたら終わりだよ」でもOK。
視覚的に食事の終わりがわかることで「それまでに食べなきゃ!」と子供が意識を持ってくれるようになります。
焦らせているようにも思えますが、学校などで共同生活を送るうえでも時間を意識することは少しづつ必要になってきますよね。
しかし、娘の場合初めてやったときはうまくいったんですが、2回目にやろうとしたとき
「タイマーかけないで!いや!」と言われてしまいました。(その後何度か試みたんですが無理でした)
嫌がることをやっても意味ないなと思ってやめました。
バイキング形式にする
大皿におかずを盛り付けてその中から、自分で好きな量を小皿にもって食べてもらう方法です。
「お皿に盛った分は完食しようね」というお約束をします。
自分で選んで盛り付けることで、その分を責任をもって食べようとするそうです。
娘の場合、ちょっとしか盛らない→食べてほしい量にならないのでやめました。
まとめ:食事時間を楽しくしていこう
食事が遅いと
- ご飯が冷めて美味しくなくなってしまう
- 食事のあとの予定にひびく
など、どうしてもイライラしてしまう場面につながりやすいと思います。
私も以前は食べるのが遅いことを怒ってしまい、娘が食事中に泣いてしまうこともありました。
でも怒られたからといって、すすんで食べてくれるようにはならなかった。
娘も成長とともに早く食べられるようになってきました。
もし完食できなくても、幼稚園でお弁当は食べてきているし、一食ではなく一日の中で栄養がとれてたらいいや。くらいの気持ちで過ごしています!
どなたかの参考になれば嬉しいです。