こんにちは、かしみやです!
北海道で注文住宅を建てた我が家。
間取りの中で採用したのがタイトルにもある通り「吹き抜けリビング」です。
本記事では、吹き抜けリビングの家に実際住んでみて感じたメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
ちなみに我が家のスペックは以下の通りです。
- LDK21畳+4.5畳和室
- リビング階段
- 6畳吹き抜け
こんな感じでリビング階段上に吹き抜けがあるタイプの間取りです。吹き抜けはそのまま2階の廊下と各部屋に繋がっています。
リビング階段についての記事はこちら
寒くて後悔する?北海道でリビング階段を採用したリアルな体験談|かしみやblog (kasimiyablog.com)
縦長LDKの中央にリビング階段と吹き抜けがあります。
家づくりにおいて間取り決めは重要なポイントですよね。
吹き抜けにしなければよかった!とならないためにも、実際に暮らして感じているメリット・デメリットを参考にしてみてくださいね。
よくあるデメリット
寒い
吹き抜けのデメリットの定番ですが、やっぱり寒い。
暖かい空気が吹き抜けから2階にいってしまい、足元がひんやりしてしまうのでスリッパは必須です。
LDK中央にコロナストーブ。
あまりの寒さに購入したコロナストーブが良い仕事してくれてます!
北海道の寒さ対策|吹き抜けリビングで大活躍のコロナストーブ|かしみやblog (kasimiyablog.com)
寒さ対策としてシーリングファンを採用しましたが、回す前と後では体感温度が違うので効果があると感じています。
そして見た目も良いです。
ストーブを消した後にシーリングファンだけ回っていると「なんか涼しい風があたるな」って感じるのでちゃんと空気を循環させているのがわかる。(そして止めるのを忘れたことに気づく)
寒さの後悔に関しては床暖房採用すればよかったなぁと思います。やっぱり冷えるのは足元なんですよね。
でも床暖房は初期投資もランニングコストもかかるし…と思って採用しなかったんですが、快適さを求めるならば床暖房をおススメします。
音が響く
確かに響きます。1階や2階の話声がよく聞こえるし、音が反響している感じがします。
例えて言うならば学校の体育館のなかみたいな感じ。
よくテレビの音が響くというのを聞くのですが、うちの場合はテレビの真上に吹き抜けがないおかげかテレビの音はそこまで気になりません。
匂いが2階に広がる
これはあまり感じません。
キッチンと吹き抜けの位置関係もあるかもしれませんが、おおよそはキッチンの換気扇が匂いを吸収してくれてます。
ダイニングテーブルでホットプレートやガスコンロを使って食事する時は上に換気扇がないので少し匂いが2階にあがりますが、いつまでも匂いがこもってるって感じはないです。
掃除・照明の交換が大変
この点はうちの間取りだと問題なかったです。
シーリングファンの掃除は2階廊下からクイックルワイパーが届きます。
照明も手の届く高さにあるので自分で交換できます。
階段の一番高い場所にある窓は手が届かないので窓ふきはできませんが、触れないしそんな汚れないと思っている。(←え)
意外なデメリット
落ち着かない
HMの完成見学会やママ友で吹き抜けのあるお家に遊びに行ったときには
「素敵だな~」と憧れていた吹き抜け…いざ住み始めるとなんか落ち着かない。
吹き抜けのデメリットで実際これを言ってる人ってほぼいない印象なのですが、たぶん私自身が一軒家に引っ越すまでずっと賃貸住宅かマンション暮らしだったんです。
天井があって狭い空間に慣れすぎたせいで(?)天井のない部屋が落ちつかないことに気づきました…。
1年以上暮らした今は当初よりは慣れましたが、天井の低い和室が一番落ち着きます。(笑)
この後悔は住んでみないとわからないことではあるんですが、それでもできるだけ実際に吹き抜けのあるお家に行ってみることは必要だと思いました。
吹き抜けを作るのにお金がかかる
これ、吹き抜け作るまで知らなかったんですが吹き抜けって建築費用がかかるんですよね。
素人からすると「何もない空間なのに作るのにお金かかるの?」って思ってしまうんですが…(笑)
ちなみに我が家は床がある部屋と吹き抜け部分の坪単価はほとんど同じ価格でした。
HMによって価格設定は違うようなので要チェックです。
思わぬメリット
洗濯物が干せる
見た目はちょっと残念な感じになりますが、吹き抜け手すり部分に洗濯物を干すとよく乾きます!
吹き抜けを作った人は結構やってるみたいなので吹き抜けあるあるだと思ってます。(笑)
2階の部屋が暖かい
1階が寒いというデメリットがある一方で、2階が寒くないというメリットができるんですよね。
以前住んでいた賃貸ではみんなが集まるリビングは暖かいけど、トイレに行こうと廊下にでると極寒なんてことはよくありました。
今の家は2階の廊下から各部屋が繋がっている間取りなので、扉さえ開けておけば各部屋がほんのり暖かくなってるんです。
まとめ:吹き抜けを作るときは慎重に
注文住宅を建てるときに憧れて作った吹き抜けですが、もしまた家を建てるなら吹き抜けは採用しないと思います。
それは単純に満足がデメリットを上回らなかったからです。
吹き抜けがあることで明るいし、空間も広く感じられます。実際に遊びに来てくれた人には「広く感じるね!」と言ってもらえることが多いです。
でも寒さやコスト面を考えると…「絶対作りたい!」とはならないかな?と思いました。
寒いの苦手!コストカットしたい!光熱費も抑えたい!という方は
どんなに見た目が良いと思っても吹き抜けはおすすめしません。
メリット・デメリットをきちんと納得したうえで吹き抜けを採用してみてくださいね!
家づくりの予算がきちんと決まっていないという方はこちらの記事も読んでみてください。
素敵なお家づくりのお役に立てれば嬉しいです。